銀行口座の開設方法

個人事業開業したら、個人事業用の銀行口座を開くことは重要です。

ビジネス用の口座(屋号付き口座)を持っていると、確定申告等の際にお金の管理をしやすかったり、仕事の面でも持っていない場合に比べると信用されやすいです。

ビジネス用の口座(屋号付き口座)とは

ビジネス用の口座とは、口座名に屋号がついているものをいいます。

屋号とは、開業した自分の事業の名前です。

例えば、「家庭教師のサクセス」という屋号で、Aさんが開業した場合、Aさんの名前のみの口座ではなく、家庭教師のサクセスという屋号のついた口座で、売上を受け取ることができるのです。

ビジネス用の口座(屋号付き口座)を持つメリット

口座名に屋号名がある銀行口座を使うことができる(顧客が安心できる)

上記の家庭教師の例でいえば、顧客が料金を振り込む際に、「A」というAさんの名前のみの口座に振り込むのに比べ、「家庭教師のサクセス」という屋号が含まれている方が、お店の名前があるので、より安心して料金を振り込むことができます。

確定申告のときに便利(ビジネス用の口座がないと困ることも…)

ビジネス用の口座(屋号付き口座)を持つことによって、プライベート用の口座ビジネス(事業)用の口座とを分けることができます。

プライベート用とビジネス用の口座を分けていないと、確定申告の際に面倒なことになりやすいです。

確定申告とは、個人や法人の1年間1月1日~12月31日まで)の所得にかかる税金(所得税および復興特別所得税)を納めたり(=納付)、納めすぎた分を返してもらう(=還付)ための手続きです。

確定申告では、事業用の1年間の所得を計算する必要があります。

確定申告|間違えると罰則を受ける可能性があります。

2017.12.14

事業を開始すると、消耗品や取引の入出金、家賃、保険料、公共料金等のように、多くのお金が出入りします。

つまり、ビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設していない場合は、プライベート用で使用したお金と、事業用として使用したお金との、区別がつかなくなりやすいです。

事業用として使用したお金の記録
事業用として使った通帳には保管義務があります。
もし、個人事業用の口座を開設していない場合は、プライベート用の口座の通帳を提出することになります。

ビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設する流れ

ビジネス用の口座を持つメリットはお分かりいただけたと思いますが、ビジネス用の口座(屋号付き口座)の開設は、どのような流れで進めていけばよいのでしょうか。

ビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設する方法

ビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設する方法は、意外と簡単です。

その方法は、ビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設したい金融機関に対して、必要書類を提出するだけです。

ビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設するために必要なもの

ビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設するために必要なものは、口座を開設する金融機関によって異なりますが、
だいたいの場合、以下のものが必要になります。

  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)
  • 開業届
  • 印鑑
  • 屋号確認資料 

本人確認資料

運転免許証や、マイナンバーカードのような、本人であることを証明できるものが必要です。

開業届

開業届を提出するときに書いた「控え用の開業届のことです。
開業してから数年以上経っている場合は、確定申告書で代用できることもあります。

開業する(開業届って出す必要あるの?)|開業届の書き方

2017.12.07

控え用の開業届
控え用の開業届は、税務署の印鑑を押してもらうために提出します。
この印鑑は、その控えが正式な書類であることの証明となります

印鑑

特に制限がない場合が多いですが、ビジネス用とプライベート用で分けることをおすすめします。

個人事業主には「会社の実印」はない
どうしても「実印」が必要な場合(不動産や自動車の購入・ローン契約等のように、実印印鑑証明が必要な場合)は、「個人の実印を押印します。

屋号確認資料 

口座を開設する金融機関によって異なります。

実際に使用している事業所の公共料金や賃貸契約書の領収書等を求めてくるところもあれば、ホームページのURLを送るだけで、口座を開設できる金融機関もあります。

どの金融機関でビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設できるか

ビジネス用の口座(屋号付き口座)は、メガバンク(三菱UFJ、みずほ、三井住友)、りそな銀行、ゆうちょ銀行、ネット銀行等で開設することができます。 

ゆうちょ銀行やネット銀行では、屋号のみの口座を開設することもできます。

屋号のみの口座とは

屋号のみの口座とは、口座名に個人名を含まない口座のことです。

口座名は、先述の家庭教師の例だと、

ビジネス用の口座(屋号付き口座)の場合、「家庭教師のサクセス A」
屋号のみの口座の場合、「家庭教師のサクセス」

となります。

ビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設するときにおすすめの金融機関

いざ、開設するとしても、候補が多すぎて、どの金融機関でビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設すればいいのかわかりませんよね。

ここでは、新しく事業を始める人(または始めたばかりの人)におすすめの金融機関を紹介したいと思います。

私が、ビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設する際におすすめの金融機関は「ネット銀行」(ジャパンネット銀行楽天銀行)です。

ネット銀行をおすすめする理由

数ある金融機関の中で、ネット銀行(ジャパンネット銀行楽天銀行をおすすめする理由は2つあります。

屋号のみの口座を開設することができる

顧客に対して、振込先を指定する際に、個人名が入ってることを嫌がる人も少なくはありません。

屋号のみの口座であれば、そういった問題はありません。

手続きが簡単

ネット銀行ジャパンネット銀行楽天銀行)は手続きがとても簡単です。

インターネットで必要書類を取り寄せ、それを記入したうえで、指定されたもの(開業届の控え等)と一緒に提出するだけです。

屋号確認資料についても、他の銀行に比べて審査が甘く、自分がその屋号を使って事業をしている証明ができるものであれば十分のようです。(ホームページのURLなど)

まとめ

今回は、ビジネス用の口座(屋号付き口座)を開設する方法を紹介させていただきました。

手続きも簡単で、信用面でも、確定申告の際にも、プラスになることばかりですので、ぜひ開設してみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

Masaki

横浜国立大学経営学部会計情報学科卒。 17歳の頃に初めての起業を経験し、以後8年間様々な事業で起業をする。 学生時代は10以上の資格の取得に励んだり、大学1年生の頃から20社以上のインターンシップ+αを経験したりと人生設計に迷走する。 現在、ホームページ作成、起業支援業務のような様々な新規ビジネスの開拓に携わっている。