「スモールギフト、ビックスマイル」 (世界中の全ての人々に“仲良し”の輪を広める)

会社をつくるというのは、あくまで手段であって目的ではないというが、

Q1.そもそも、ビジネスってどういうふうに成り立っているのであろうか?
サービスを提供している側として、お金をいただくというのは、日々難しいと感じている…。

しかし、果たして本当にそうなのだろうか?

Q2.日々お世話になっている方がいる。もらったままでは、いつもどこか落ち着かない気持ちになってしまう…。

そのようなとき、私は恩人にどのような恩返しをすれば良いのだろうか?

今回の学びを、簡単に共有いたします。

*「スモールギフト、ビックスマイル」は、サンリオ社の合言葉(経営理念)です。

今回の学び|山口英雄さん
アクセラレーターさんのイベントにてお会いし、オフィスにご招待していただきました。

山口英雄さんのプロフィール

株式会社サンリオ 顧問 財務運用エグゼグティブ・アドバイザー
株式会社ココロ 取締役  ホテル等の受付嬢・恐竜型サービス型ロボット製造
株式会社MoriX  取締役 金融カード指紋認証センサー開発
TAAS株式会社 監査役 オフィス書類の溶解処理Webプラットホ―ム「e-Pod」 

長年、サンリオにて財務運用に従事、国内外の株式、債券、オルタナ、ヘッジファンド投資、ベンチャー投資などを経験。投資リスクとリターンの分析モニタリングに強み。現在に至る。

フリーランスな1日(2019年7月12日)

2019.07.14

人がお金を使うとき (喜んでお金を使う)

これまでの理解|お金をいただくということ

先述したように、これまで自分の商品を提供したときにお金をいただくという行為に、難しさを感じていた。
「(なんとなくの)後ろめたさ」というのだろうか…。

フリーランスは、自分で値付けすることができる。

それはクオリテイによって決まると、ずっと信じてきた時期もあったがそれは違うと感じている。

名前・信用が価値であり、価格なのだ。

したがって、それはクオリテイによるものであるとは限らず、信用と技術が逆転しているケースも決して少なくはない。

そんな中で、私は商品を提供することに後ろめたさを感じるようになっていた…。

アドバイス|お金は喜んで使うもの

山口英雄さん
お金は、喜んで使うものなんだ。それが贈り物であり、感謝の気持ちなんだ。
山口英雄さん
例えば、アイドルグループにお金を払うことに、嫌がりながら払う人はいるだろうか?

たしかに、その通りだ。
ファンクラブに入っている人も、喜んでお金を払っている。

大人が本気で遊ぶ会を主催したときのことを思い出した。
参加者は、お金を払ったにも関わらず、開催に対して感謝の気持ちを伝えてくれていた。
これが本当の「お客様満足」なのだろうか…。

お客様の満足、例えば、身近な人のニーズで解決できそうなことから考える、そのような仕事のつくり方もあるのだと感じた。

贈与と経済と再分配(勉強中)
物事を「経済」で考えるから「後ろめたさ」を感じていたのだと思う。

恩返しの方法

お返しの3原則

恩返しには、下記の3種類があるという。

山口 英雄さん
「お金」・「物」・「時間」だ。
お金については自明なので省略する。 

「モノ」

山口英雄さん
どんな些細なものでいいから、本当に仲良くなりたい人に「贈り物」をすべきだ。
山口英雄さん
経験上、それは必ず還ってくる

「モノ」を送りあう・送り続けるというのは、正直やや面倒くさいと感じた。
それは、私自身が人との付き合いを面倒に感じてしまっているのかもしれない。

これは、チャンスであり、きっかけなのだ。

1つずつ新しいことを始めていきたいと思う。

贈り物について
贈り物は安くても良く、相手が喜んでくれるものをあげると良いらしい。一方で高いものをあげると相手も面倒になりやすいので注意。【そういったことをコツコツやっていくことが重要だ】

「時間」|【継続して連絡することが大事!】

山口英雄さん
相手が喜んでくれているなら〇

例えば、今日ここ大崎まで伺ったこと、それこそが1つのお返しなのだとおっしゃっていた。

たしかに、逆の立場ならそう感じたかもしれない。

なにか自分ができることで手伝いをしたり、自分なりに返せることでお返しする。

それでいいのかもしれない。

20代のうちに恩返しリストをつくる
20代のうちに恩返しリストをつくるといいらしい。早速友達全員のリストを3日かけてつくったが、たしかに形にするとかなりお世話になっている方が多いことに気づく。そして人の温かさも感じた。毎日、少しずつでいいから、自分ができる方法で、お世話になっている方へ、ひいては世の中へ還元していきたいと思う。

今後、注意すべきこと

経営者セミナー,マーケティングセミナー等

今、20代の若者に向けた起業系の詐欺行為が増えているらしい。

例えば、イベント参加者に対して、「君は特別だ!」などのように「優越性」・「承認欲求」を刺激して、怪しい起業系に向かわせられるらしい。

今でこそ、ある程度、毎日の自分の行いに誇りを持って生きていけているが、黒田さんに会えないまま、怪しい(おいしい)話が自分にきていたら、私も騙されていたかもしれない…。

社長になる私へのアドバイス|会社経営のコンセプトの重要性

 

山口英雄さん
コンセプトがしっかりしてないと、あとになって弾ける。
 
山口英雄さん
もし、仮に運よくある程度よいところまで行ったとしても、必ず綻びがでてくるんだ…。
 
山口英雄さん
だからこそ、コンセプトをしっかり考えなさい。

「コンセプト」…。
このようなところから、いつも逃げ続けた私。

「考えるより行動」で生きてきた私にとって、刺激になるありがたいアドバイスであった。

「さあ、見つけなければ…。コンセプト…。なんだろう…。」

そして、見つけた先に、私はどうすればいいのだろうか…。
うかがってみた。

山口英雄さん
目標と現実のギャップをどう埋めていくかが、ストラテジー。
それが日々を楽しくするんだ!

逆算の繰り返し、それを楽しむということなのだろうか。

その逆算そのものを楽しめるかはわからない。

でも、まずはやってみようと思う!

目標を掲げ、現実までのギャップを逆算し、日々を楽しむのだ。


すぐに変えたこと
自分の拠点に、お越しいただいたときに「飲み物」(ペットボトル1本)をプレゼントするようにした。お返しありきで渡しているのではない。わざわざこちらに来ていただいたことに対する、感謝の「贈与」である。「時間」に対して「モノ」で経済しているのではなく、「贈与」のつもりで行っている。
やはり、お話しは喉が渇くし、相手がお水を飲みたそうにしているかとかは、口の動きをみればよくわかるし、それを察知して申し訳ない気持ちになる自分のためでもある。
単純に自分の後ろめたさを解消しているのか、良い気持ちで行っているのか整理できていないが、「マイルール」として続けていきたいと思う。

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ABOUTこの記事をかいた人

Masaki

横浜国立大学経営学部会計情報学科卒。 17歳の頃に初めての起業を経験し、以後8年間様々な事業で起業をする。 学生時代は10以上の資格の取得に励んだり、大学1年生の頃から20社以上のインターンシップ+αを経験したりと人生設計に迷走する。 現在、ホームページ作成、起業支援業務のような様々な新規ビジネスの開拓に携わっている。