穂刈 正樹(将棋アマチュア棋士)|目標はアマチュア初段!
棋士名 | 穂刈 正樹(ホカリ マサキ):詳しいプロフィールはこちら |
棋士番号 | 001(もぐログ) |
生年月日 | 1992年5月26日(25歳) |
出身地 | 神奈川県愛甲郡 |
段位(現在) | アマチュア初段(10分切れ負け)、級位者(他の持ち時間) |
昇級履歴 |
アマチュア6級(小学3年生) → アマチュア3級(2017年7月) → アマチュア2級(2017年8月) → アマチュア1級(2017年10月) → アマチュア初段(2018年4月) |
師匠 | 水越春雄(祖父) |
党 | 居飛車党・振り飛車党(気分による) |
得意戦法 | パックマン戦法:歩を餌にして敵陣営(と味方陣営)をめちゃくちゃにする。 |
早石田(三間飛車):開けた角道から攻めていく戦法 | |
力戦:将棋の定義から外れた戦い方。 | |
大会実績 | 小学生将棋大会優勝。中学生将棋大会優勝(いずれも市町村単位) |
将棋ウォーズ (4点満点) |
通算:525勝384敗(.577) 先手:252勝188敗(.572) 後手:273勝196敗(.582) 攻撃力:1.9 → 2.2→2.6 守備力:2.5 → 2.6→2.5 芸術力:3.0 → 2.4→2.4 (2017年7月→2017年10月→2018年4月) |
(2017年10月時点)
目次
2017年8月以前のプロフィール
2017年8月以前については、下記記事にまとめてあります。
アマチュア3級(勝てなくなる):2017年8月
アマチュア3級になってから急に負けが増えてきてしまいました。
伸び悩みを迎えたのではないかと不安に感じ、当時は中盤戦から逆転されることが多く、中盤戦が不安定であることが原因だと思っていました。
そこで、中盤戦を中心にソフト解析してみたのですが、あまり成果が出ませんでした。
その理由は、自分の将棋が力戦調すぎるため、解析したのと同じシチュエーションがほとんど生じなかったからです。
したがって悪いところを反省して次に生かそうとしても、同じようなケースになることが少ないため、効率が悪かったのです。
勉強と同じですね。
そこで、序盤の戦法を居飛車(力戦調)から振り飛車(三間飛車)に変更して三間飛車に専念することにした。
(四間飛車は、小さい頃から指しているから力戦調になりやすいのと、自らの切り札であるため避けました。)
本音としては、伸びなくなったときに、「まだ四間飛車が残っている」と思うだけで精神的に楽だからです。
三間飛車に絞った理由
三間飛車に絞った理由は主に2つあります。
それは、三間飛車が「振り飛車であること」、そして、「攻めにも(石田流)守りにも(カウンター)適している」からです。
それでは、その2つをもう少し細かく述べていきたいと思います。
三間飛車が振り飛車であること
振り飛車は、居飛車に比べて、覚えることが多くありません。
美濃囲いが万能
ものすごく多くの囲いが存在していますが、「美濃囲い」さえ覚えていれば初心者でもすぐに形が作りやすく、対局中にもその美濃囲いをつくる手数があまりかかりません(4手)。
そして、「美濃囲い」から、囲いを発展(改造)しやすいので、状況に合わせて対応しやすく、手数のわりに守備力もあります。
居飛車党が多い
上記記事でもあげましたが、トッププロのほとんどは居飛車党であり、そのトッププロより強いといわれているコンピューター将棋ソフトも居飛車党であることから、居飛車がとても人気であり、極めるのであれば、「居飛車」の方が「振り飛車」より強いのだと思います。
「振り飛車」は「居飛車」に比べて、1手飛車を振ることが手損であると考えられることから、「不利飛車」ともいわれてしまうほどです。
しかし、居飛車は、相手の戦法に合わせて、より、しっかりとした対応を求められます。
どういうことかというと、多くのことを「覚えなくてはいけない」ということです。
振り飛車であれば、「美濃囲い」という簡単につくれて固い囲いもあり、マイペースで固い囲いをつくることができます。
この「美濃囲い」のために「振り飛車」を選択している人も少なくはないでしょう。
三間飛車は攻めにも(石田流)守りにも(カウンター)適している
三間飛車は、ノーマル三間飛車と石田流に分けられます.
ノーマル三間飛車の基本は,相手に攻めさせて,カウンターを狙う戦法です.
一方の石田流は、自分から動いていける戦法です。
振り飛車でありながら、自分から攻めていくことができ、乱戦になりやすいということから、自分にはとても魅力的な戦法に思えました。
三間飛車ではなく、居飛車でアマチュア2級に昇級
もともと、アマチュア2級に昇級する直前であったため、しばらくの封印という意味も込めて、あえて居飛車で指しました。
振り飛車の方が得意なのに、わざわざ居飛車であることなどを考えたりしたことも大きな昇級理由でした。
三間飛車を採用してから約1カ月でアマチュア1級に昇級
やはり、同じシチュエーションが起こりやすいため、反省しやすく、次回以降の対局に生かしやすいことがとても大きかったです。
ついにアマチュア初段へ
ようやくアマチュア初段になることができました。
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