目標を定め、事業内容と事業形態が決まったとしたら、これからどうやって行動していけばいいのでしょうか。
本稿では、どのビジネスであっても基本となってくる、ビジネスの3原則に目をあてて考えていきたいと思います。
目次
ビジネスの3原則
ビジネスは、「商品」、「集客」、「販売」の3つの上で成り立ちます。
車屋さん(トヨタ等)の場合
例えば、トヨタのような会社の場合、車が「商品」であり、広告が「集客」、実際に売るのが「販売」です。
これは、どのビジネスにでも当てはまってきます。
「あれ、私はこのうちの「商品」しかやっていない会社も知っているよ!」
という会社もあるかもしれません。
しかし、下請けのような会社であったとしても、誰かに対して「集客」し、「商品」を提供し、「販売」しているはずです。
コンビニの場合
これは、数多くのところにありますが、本店はもちろん、1つの1つの店舗であってもビジネスの3原則にのっとっています。
商品は店舗で売っている「販売製品」。
集客は店舗でもで期間限定セールなどがあると思います。
(本店ではラインの広告のような、ちがったかたちでも行っています)
販売は、店員が直接行っています。
一見ちがいそうなものでも、基本的にはこのビジネスの3原則にのっとっています。
工場(ただ商品をつくるだけ)の場合
この場合であっても、ビジネスの3原則に当てはまります。
「商品」は、つくっている製品なのは明らかであると思います。
「集客・販売」の場合、「つくっているだけだから関係ないよ」と思う方もいるかもしれません。
しかし、「集客」を自分たちではなく、その商品を売る人がお客さんを集めて(=集客)、「販売」しているからこそ成り立っているんですよね。
直接的ではないかもしれませんが、
「集客」と「販売」に関しては「委託する」という集客戦略・販売製品をとっていると考えることもできます。
ビジネスの3原則のうち、1つでも成り立たなければ、ビジネスは失敗する
上記のように、ビジネスの3原則が、ほとんどすべてのビジネスに当てはまることは説明しましたが、そのうちの1つでも成り立たなければ、その起業(ビジネス)は失敗します。
売れる商品がない場合
どんなに「集客」に成功して、「販売」するスキルを持っていたとしても、「商品(売るもの)」がなければ、そのビジネスはうまくはいきません。
ビジネスを成功している会社で売る商品がない会社は存在しません。
自社製品ではなかったとしても、売れる「商品」を持っているはずです。
集客がうまくいかない場合
どんなに高性能な「商品」を持っていたとしても、「販売」スキルが高かったとしても、売るべき相手が認知していなかったら、その「商品」を誰も買ってくれません。
例えば、不老不死の薬のような夢のような「商品」を作ることができたとしても、そのことを誰も知らない(「集客」していない)状態では誰も購入することはありません。
当然です。誰も知らないのですから。
その「商品」について誰かに伝わった時点で、それは「集客」をしたことになります。
販売がうまくいかない場合
どんなに高性能な「商品」を持っていて、お客さんがたくさんいたとしても、その「商品」を購入したいとお客様が思わなければ、その「商品」を売ることはできません。
あなたが高機能な「商品」を作り、広告でお客様をたくさん「集客」したとしても、「集客」からそれを「販売」する過程で、お客様が購入しなければ、その「商品」が売れることはないのです。
起業(ビジネス)を成功させるには…
ビジネスの3原則である、「商品」・「集客」・「販売」の3つがうまくいけば、そのビジネスはうまくいくのです。
うまくいっているビジネスは、ビジネスの3原則がうまくいっているからこそ、うまくいっているのであって、どれかが成り立たなくなれば、そのビジネスは途中からでも失敗していきます。
実際にビジネスをたちあげて、成功させていくためには、ビジネスの3原則をうまくいかせ続ける事こそが、ビジネス成功そのものなのです。
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