「アマチュア初段」になるためには、「序盤戦が優位になりにくい」ことと、終盤力(寄せ・詰み)を課題としてあげてきました。
将棋において、終盤は最も重要な場面です。
終盤の1手を間違えてしまうだけで、それまでどんなに良い状況だったとしても、すべて台無しになってしまうことさえあります。
私自身も、圧倒的優勢の状況から、寄せや詰みを間違えてしまったことによって、逆転負けをしてしまうことも少なくはありません。
しっかりやっていれば、勝てたはずの将棋はとても悔しいです。
しかし、そういった終盤のミスはなぜ起きてしまうのでしょうか。
それは、終盤の寄せについての知識がないために、間違った手を指してしまうからです。
今回からは、ついに最後の課題である「終盤力(寄せ・詰み)」についての記事をまとめていきます。
終盤力(寄せ・詰み)を覚える
「寄せ・詰み」を覚えるといっても、すべてのケースをあげて、1つ1つ解決していくというのは、量がとても多くなってしまい、効率が悪いです。
そこで、勉強量を最小限にするために、(頻出)の「寄せ・詰み」に絞って学んでいくことにしようと思います。
今回は、下記の本「寄せの手筋200」を参考にまとめていきます。
寄せの手筋200
こちらの本で、本の問題を暗記するぐらい繰り返し練習することによって、終盤の考え方が身につき、終盤で逆転されにくい力がつきます。
難易度は、初心者~アマチュア4段レベルと設定されています。
簡単な問題から考え方を学んでいけるので、初心者であっても問題なく学んでいける本です。
1度で読み切るというより、何度も繰り返し読んで、身につけるというタイプの本です。
こちらの本を題材にして、終盤について動画にまとめている人もいます。
こちらのブログでは、できる限り少ない数でありながらも、繰り返し解くことによって、終盤力がつく問題と、それを解くための考え方をまとめていきたいと思います。
今回は、「概論」であるため以上です。
「終盤力(寄せ・詰み)」についての個別記事をまとめていきます。
終盤についてまとめている本や動画は多くありますが、量が多かったり、わかりにくいものが多くて、身につかないというのは自分自身がそうであったのでよくわかります。
したがって、できる限りわかりやすく、簡単に学べるものをまとめていきたいと思います。
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