「アマチュア初段への道」というものをまとめているうちに、アマチュア初段になることができました。 今回は、そのまとめ記事です。
アマチュア初段になるためにやるべきことは、ある程度決まっていると思いますので、同じように取り組んでいただければ、きっとアマチュア初段になることができるはずです。
将棋を始める前に|基礎を学ぶ
「居飛車」と「振り飛車」
駒の動かし方は覚えているという前提で、
まずは、「居飛車」にするか「振り飛車」にするのかというところから始まりました。
戦法の分類
「居飛車」を選択するにも、「振り飛車」を選択するにも、最低限の戦法を学んでおく必要があると思い、それぞれ簡単にまとめていきました。
囲いの分類
こちらも同様に、「居飛車」を選択するにも、「振り飛車」を選択するにも、最低限の囲いを覚える必要があると思い、それぞれ簡単にまとめていきました。
将棋を始める|軸を定める
「居飛車」と「振り飛車」の選択
基礎をある程度学び、実戦をより効率的にするために、対局毎に同じような指し方になりやすく、囲うのも簡単な「振り飛車」を選択しました。
戦法の選択
さらに、勉強量を少なくするために、戦法も石田流(三間飛車)に絞りました。
戦法を絞ることによって、対局後の反省が次に活きやすいので、対局を繰り返すだけでも、同じような局面になりやすいので、棋力が向上しやすくなります。
ただし、しっかりと反省できておらず、同じような失敗を繰り返していては、ほとんど意味がありません。
ソフトを使うなどして、自分の悪手を確認し、それを改善することの繰り返しをしっかりできることが、アマチュア初段への最短の近道であると思います。
棋力向上(段位者と級位者の差)
対局を繰り返すことによって、自然と棋力は向上し、アマチュア1級まで昇級することはできたのですが、アマチュア初段との間で、序盤の立ち回りと終盤力において差があることに気づきました。
囲いの崩し方
序盤の立ち回りは、相手の囲いの崩し方(ゴールへの道)を知ってこそ、しっかりさせると考え、囲いの崩し方を学んでいきました。
終盤力(寄せ・詰み)
そして、最後の課題であった終盤力の向上のために、寄せの手筋をまとめていきました。
終盤力の向上が予想以上に効果的であり、記事をまとめている間の棋力向上が甚だしく、第24回という中途半端なタイミングで、アマチュア初段へ昇段することができました。
「歩の手筋」・「将棋ウォーズでの立ち回り方」
おまけとして、アマチュア初段という目標では必要ないかもしれませんが、棋力向上に役立つと考えられる「歩の手筋」や、将棋ウォーズだからこそ役に立つ立ち回り方をまとめていきました。
最後に|アマチュア初段を目指す方へメッセージ
以上が、私がアマチュア初段になるために学んできたこと、まとめてきたことです。
もちろん、まとめてきた内容以外のことは、ほとんど学んでいません。
棋力向上の最大の理由としては、少しでも効率的に勉強するために、同じような状況が起こりやすいように対局していたことです。
何度も同じような状況を指しているため、自然と優勢になりやすいです。
もちろん、自分にとって新しい局面になることもありますが、その度に学んでいけば、それも自分にとって、次からは同じような状況の1つとなるのです。
アマチュア初段という目標は、少し大変かもしれませんが、学ぶべきことをしっかりと学んでいけば、誰にでも達成できる1つの水準であると思います。
「1つ1つしっかりと学んでいき、最低限のことを学んでいる」というのが、アマチュア初段に求められる条件なのではないかと思います。
最後になりますが、
ここまでアマチュア初段への道を読んでいただき、本当にありがとうございました。
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