アマチュア初段への道!(5)|序盤戦:戦法の分類(居飛車)

アマチュア初段への道!(4)|アマチュア2級に昇級達成!

2017.08.18

これからは序盤戦について考察をしていくということでしたが、序盤戦の戦法もたくさんあります。

もし、自分が定石通りの手を指さない人だったとしても、多くの人は定石どおりに指すでしょうし、その受け方の正解のようなものを知っていれば、恐れることもなく、今までなんとなく指していた受けに応用することもできるのかもしれません。

将棋をはじめたばかりの人には「振り飛車」をおすすめしています。(振り飛車の方が戦法もわかりやすいです)

アマチュア初段への道!(6)|序盤戦:戦法の分類(振り飛車)

2017.08.24

序盤戦の戦法|居飛車(おおまかな分類)

将棋の戦法にはいろいろなものがあります。

はじめの分類としては、「居飛車」と「振り飛車」があり、さらにそこから細かく分けていくことができます。

アマチュア初段への道!(2)|序盤戦:居飛車にするか振り飛車にするか

2017.08.12

とりあえず、今回は「居飛車」の戦法について簡単にまとめていきたいと思います。

「居飛車」の戦法はおおまかに、「相居飛車」(居飛車vs居飛車)「対抗系」(居飛車vs振り飛車)の2つに分けられます。

対抗系(居飛車vs振り飛車)
居飛車vs振り飛車のことを対抗系といいます。

ほとんどの戦法は居飛車か振り飛車であるため、ここまでは誰でもわかるかと思います。

その他の戦法
最近はどちらに分類したらいいのか判断できない「その他の戦法」もあります。

「相居飛車」の戦法は、主に5つに分けることができます。

矢倉戦法」、「角換わり戦法」、「横歩取り戦法」、「相掛かり戦法」、「相居飛車(力戦)戦法」の5つです。

急に難しくなった。訳が分からない…。
まとめている私も矢倉戦法以外知りません。初心者の人にもわかるようにまとめていくつもりなのでご安心ください。

相居飛車での戦法

矢倉戦法

矢倉戦法は居飛車の戦法の中で、最も基本的な戦法です

プロの間でも昔からよく指されている伝統的な戦法で「矢倉が将棋」と言う人までいます。

お互いに矢倉囲いをしっかりと組み合う持久戦型の「相矢倉」と、その矢倉をつくるまでの間に戦いを仕掛ける「急戦矢倉」などがあります。

矢倉戦法
私は、居飛車ではこの「矢倉戦法」以外知りませんでした。逆にいえば矢倉戦法さえ知っていれば、アマチュア2級程度であれば可能なのだと思います。

また、とてもメジャーな戦法なので勉強しやすく、自分がつかれた弱点を、他の対局で応用して使いやすいです。

居飛車で指されるのであれば、一番最初におすすめしたい戦法です。

角換わり戦法


角換わり戦法は、居飛車では避けては通れない戦法です。

角換わり戦法とは飛車先の「歩」の交換を防ぎつつ、序盤からお互いに角を交換し、持ち駒として「角」を持ち合う戦法のことです。

相手が「角」を持っているということで、「角」を打ち込まれないように駒組み(陣形を整える)しなければならないので、序盤からとても気を使います。

もちろん、その分自分も攻撃力を持っているということで、人気のある戦法です。

角換わり戦法
個人的には、とても嫌いな戦法です。

なにより、序盤からいっそう気を使わなくてはならなくなるのと、「角」を使うのが苦手だからです。

角道を塞ぐことによって、角交換を避けることができますが、自ら角の効きを弱くしていてはいつまでたっても角を使いこなせないので、そろそろ挑戦していかなければいけないのかもしれません。

横歩取り戦法

これも代表的な将棋の戦法の1つです。

相手が角道をあけたときについた歩を「飛車」が横に動いて歩を取るという戦法です。

まあ、正直歩がタダだったら取っちゃいますよね。

それがとても危険な手らしいのです。

お互い角道があいているため、大駒の交換にもなりやすく、乱戦模様にもなりやすいです。

そして、この戦法は覚えないといけないことがとても多い戦法であるため、知らないで指してしまうと、痛い目にあいやすいです。

横歩取り戦法
この戦法は、勉強量が勝負になる戦法といっても過言ではないでしょう。

私は、守備の陣形が整っていなければ、基本的にこの横歩取りというのを仕掛けません。

なにより、横歩取り戦法をできるように仕掛けてくる相手は、勉強量に自信があるからこそ仕掛けてくるのだと思います。

しかし、逆にいえば、この横歩取り戦法を避けるだけで、相手の勉強を無駄にすることができます。

私は、将棋の勉強量には自身がないので、この横歩取り戦法にはのらない方がいいみたいです。

逆に、勉強量に自信があるのであれば、格上相手にも勝ちやすい戦法です。

相掛かり戦法

角道を開けないまま、飛車先の歩を伸ばしていき、飛車先の歩を交換した後に、飛車を2筋の中で下に引く戦法です。

「飛車先の歩交換3つの得あり」という格言があり、相掛かり戦法は、序盤からこの3つの得を得にいく戦法ともいえます。

飛車先の歩交換三つの得あり
「飛車先の歩交換三つの得あり」の3つ

①持ち駒に歩を持つことができること。

②(先手から見て)2筋の歩がなくなるため、銀などの自分の駒の動きが良くなること。

③飛車先が敵陣に直通すること。

飛車先の歩の交換をした後に、さまざまな変化があり、先手、後手ともに選択肢が多いため、構想力(芸術力)が勝負のカギとなってきます。

互いの持ち駒の歩を生かした急戦から、お互いがガッチリと囲い合う持久戦まで多様にありえます。

相掛かり戦法
知らず知らずのうちに、この戦法をよく指していたということが分かりました。

たしかに、この戦法であれば、定石などをあまり知らなくても、構想力(芸術力)さえあれば、ある程度戦えるようです。

私と同じように、無意識のうちに、この「相掛かり戦法」を指している人は少なくはないと思います。

力戦戦法

力戦とは、将棋の定義から外れた戦い方のことをいいます。

いい手段であるという定石から外れて、自らの力で戦う戦法です。

力戦
自分の好きなように指せるということで、ある意味最も楽しい戦法かもしれません。

個人的にも最も好きな戦法です。

しかし、定石というのは、最も良い手と思われているからこそ、普及しているのであって、決して軽んじてはいけません。

真の力戦とは、すべての戦法を知ったうえで、オリジナリティをもって指す戦法だと思います。

対振り飛車での戦法


自分が居飛車であり、相手が振り飛車であれば、ひとくくりにこれに分類されます。

とはいっても、振り飛車側にも多くの戦法があるので、ひとくくりにして考えるにはいささか無理があるかもしれません。

また、これ以降の分類をするためには、振り飛車側の戦法を知っていなければわからないので、細かい説明はまた後の回に回したいと思います。

まとめ(+補足)

「居飛車」の戦法はおおまかに、「相居飛車」(居飛車vs居飛車)、「対振り飛車」(居飛車vs居飛車)の2つに分けられます。

そして、相居飛車の戦法は、「矢倉戦法」、「角換わり戦法」、「横歩取り戦法」、「相掛かり戦法」、「相居飛車(力戦)戦法」の5つに分けられます。

相掛かり戦法と力戦(相居飛車)
この2つの戦法は、プロの間ではあまり指されていません。

横歩取り戦法は、嫌であれば避けることができます。

「角換わり戦法」はプロ・アマ問わず、よく指されています。

角換わり戦法」も無理に角交換を防ぐことによって、マイナスの面もあるので、ある程度は指せたほうが良いのかもしれません。

そして、最重要となるのが「矢倉戦法」と「対振り飛車戦法」です。

矢倉戦法

矢倉戦法は「将棋の純文学」とまでいわれています。

矢倉戦法さえ知っていれば、将棋をある程度楽しむことができるはずです。(対振り飛車用の矢倉戦法さえ存在しています)

対振り飛車戦法(対抗系)

相手が振り飛車であれば、ひとくくりにこれに分類されるので、用いる機会は多いかと思います。

プロの間では、振り飛車を指す棋士が少ないので、自ずと「対振り飛車戦法」の使用率は低くなっています。

しかし、「相手が振り飛車であるとき」という条件の広さを考えると、しっかりと対策をしておくべきです。

アマチュア初段に向けて

今後も「序盤戦」の考察を続けていきたいと思います。

対振り飛車戦法をまとめる上では、「振り飛車戦法」についてある程度知っておかなければいけないと思いました。

よって次回は、「振り飛車戦法」について簡単にまとめていきたいと思います。

次回予告:アマチュア初段への道!(6)|序盤戦:戦法の分類(振り飛車)

対振り飛車戦法を知るためには、そもそも振り飛車の戦法を知らなければよくわからない。

アマチュア初段への道!(6)|序盤戦:戦法の分類(振り飛車)

2017.08.24

 

2 件のコメント

  • 俺も居飛車だが。3時間勉強して次の日、相手に変化され勉強した形に成らない。将棋に嫌気さしてきた

    • コメントありがとうございます。
      変化されたときは、相手がセオリーから離れてきたので、チャンスだと思います!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    Masaki

    横浜国立大学経営学部会計情報学科卒。 17歳の頃に初めての起業を経験し、以後8年間様々な事業で起業をする。 学生時代は10以上の資格の取得に励んだり、大学1年生の頃から20社以上のインターンシップ+αを経験したりと人生設計に迷走する。 現在、ホームページ作成、起業支援業務のような様々な新規ビジネスの開拓に携わっている。